タイムオフの力 ― 仕事と自分を切り替える時間がくれるもの
「TIME OFF 戦略的休息術」という本を読みました。
読んでみて、あらためて仕事とプライベートの切り替えの大切さを実感しました。
もともと私は、オンとオフの切り替えがうまい方だと思っていました。
仕事が終われば、できるだけ頭をリセットして自分の時間に切り替える。
そうしてバランスを取ってきたつもりでした。
でもこの本を読んで、「ただ休む」だけでなく“意識的にオフを作る”ことがどれほど大事かを知りました。
頭を空っぽにして、夢中になれる時間を持つこと。
それが結果的に、次の仕事のエネルギーを生み出すんですよね。
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私にとっての「タイムオフ」
私の場合、一番のタイムオフは運動(ソフトボールや筋トレ)です。
体がきついなと思っても、いざ動いてみると不思議とスッキリすることが多いです。
「疲れていたはずなのに、また頑張ろうと思える。」
そんな瞬間が何度もありました。
そしてもうひとつは株。
チャートを見ているときは、完全に仕事のことを忘れています。
集中している感覚が心地よく、頭の切り替えになっています。
さらに、サウナも欠かせません。
“ととのう”時間は、まさに思考をリセットするタイムオフそのものです。
印象に残った「7割の力で続ける」考え方
この本で印象に残ったのは、「毎日10の力を出す必要はない」という考え方でした。
全力で頑張ると、確かにその日はやりきった達成感があります。
でも、10の力を出し切ると翌日には疲れが残り、「もうやりたくない」と感じてしまう。
一方で、7くらいの力でやると、不思議と「明日も頑張ろう」「次はこうしてみよう」と気持ちが続くんです。
7というと手抜きに感じるかもしれませんが、実際は長く続けるための最適なペース。
私も、仕事だけをやっているわけではありません。
10を出して燃え尽きるより、7で毎日継続していく方が、結果的に成長につながると思います。
この考え方は、日々の働き方にも、タイムオフの取り方にも通じています。
「常に全力」ではなく、「あえて余白を残す」。
その余白が、次の日の自分を支える力になるのかもしれません。
タイムオフがくれるリセットの力
タイムオフを意識的に持つことで、
・仕事の悩みから一歩引いて考えられる
・気持ちがリセットされて前向きになれる
・「また明日も頑張ろう」と思える
そんな変化を感じています。
ただ休むだけでは得られない、“充電される感覚”があるんですよね。
あなたの「タイムオフ」はありますか?
仕事を頑張ることはもちろん大切ですが、ずっとオンの状態では心も体も疲れてしまいます。
意識的にオフをつくることで、結果的にパフォーマンスが上がる。
それがこの本から学んだ一番のことでした。
「最近、切り替えがうまくできないな」「休んでも疲れが取れない」
そんな方にこそ、『TIME OFF 戦略的休息術』はおすすめです。
あなたにとっての“夢中になれる時間”を、ぜひ見つけてみてください。
それが、次の一歩を軽くしてくれるはずです。
ヒラシャンNs
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